コラム AWAKES COLUMN

多関節運動

2018/10/25

こんにちは。
大阪は、心斎橋、本町、新町近く、西区は北堀江にあるパーソナルトレーニング・ファンクショナルトレーニングで「身体をよみがえらせる」に取り組むコンディショニングジム、AWAKES (アウェイクス)の高嶋です。

スポーツ・運動の秋、皆さんはどう過ごされていますか?
朝夕が少しづつ肌寒く感じる季節になってきました。
周りには朝夕の寒暖差で体調を崩される方も少なくはないのではないでしょうか。

さて、今回は「関節」についてお話したいと思います。

運動の中でとても重要になっているのが関節。

関節が動く事は運動だけでなく普段の生活の中でのタスクをこなすためにもなくてはならないものです。

また、動くだけではなく関節を安定させることも、姿勢制御や怪我防止のために必要です。

ここで「ん?」と思われた方がいるのではないでしょうか。

そうなんです。関節は動くことも安定(静止)することも重要なのです。
この真逆である「動」と「静」が対になっていることが関節にとって重要なのです。

では、トレーニングの中でこの重要な関節についてどのようにしたらいいのか。

ジムに行かれている方の中に、マシーンを用いたトレーニングを中心に行っているという方が多くいます。

多くの場合、マシーンは「単関節運動」を中心とした動きが多く見受けられます。
例えば脚のもも前をトレーニングするマシーンの代表が、レッグ・エクステンション・マシーン。
これは、椅子の様に座り、足に負荷のかかるアームをひっかけて膝を伸ばす動作のマシーンです。

座位で膝の伸展をすることで大腿四頭筋というもも前の筋肉を鍛えるマシーンです。
これは、膝関節の伸展時に負荷がかかり膝の曲げ伸ばしという膝関節単独の「単関節運動」です。

それに対し、「多関節運動」というものがあります。
例えば、スクワット。
これは椅子に座ったり、椅子から立ったりする動作です。
これは、膝の曲げ伸ばしはもちろん、足首、股関節、腰部など一つではなく「少なくとも2つ以上の関節が一つの動作をする為に動く」ことを「多関節運動」と呼びます。

この話をクライアントさんにすると、「では、どちらの運動が良いの?」と聞かれることがあります。
皆さんも、その様に思われた方も多いかと思います。

答えは、「何を目的にしているかによって違う」です。

例えば、あなたの目的が「もも前の筋肉を見せる為にトレーニングしたい」(ボディーメイクやボディービルディングなど)
というのであれば、「単関節運動」のレッグ・エクステンション・マシーンは効果的です。

しかし、例えば、あなたの目的が「歩く(走る)ために下半身を強化したい」
というのであれば、「多関節運動」のスクワットがより効果的です。

なぜなら、歩く・走る動作では膝の曲げ伸ばし(伸展・屈曲)だけでできる動作ではないからです。

この様に、「多関節運動」はより現実の動きに近く、
実践的、現実的、機能的 = ファンクショナル(Functional)なのです。

マシーンはとても便利で一人でも無理なく使え、ターゲットとしている筋肉に刺激が入りやすく、「やった感」が感じられるため運動初心者から上級者まで幅広く使われいます。

しかし、注意して頂きたいのは、「単関節運動」でトレーニングをしてそのクセをつけてしまうと、普段行っている動作がその関節中心(過度にその関節を使ってしまうこと)になり、自然な動作が崩れるだけでなく、その関節に過剰に負担をかけてしまう事になり兼ねないからです。

過剰な負荷は時に痛みや怪我に繋がります。

例で上げた膝関節では、何か床から物を持ち上げる時や階段を上る時に過剰にもも前(大腿四頭筋)が活性される事に繋がり、股関節や足首の動きと連動をとれなければ、膝蓋腱炎や膝の痛みに繋がる恐れがあります。

股関節を動かすお尻周りの筋肉(殿筋群)や膝を引き上げる脚の付け根の筋肉(腸腰筋群)、足首を動かすスネやふくらはぎの筋肉(腓腹筋、ヒラメ筋、前・後脛骨筋)などがしっかり活性され、「多関節」で連動されている事がより実践的・現実的です。

私たちはこれを「多関節連鎖動作」・「多関節運動連鎖」とよびます。

また、一つの筋肉でも2つ以上の関節を動かす筋肉もたくさんあります。
例えば、モモ裏のハムストリングスという筋肉。
この筋肉は、膝を曲げる(屈曲)するだけでなく、脚を後ろに蹴る動作(股関節の伸展)も担っている筋肉です。
一つの筋肉が二つの関節を動かす、これを「多関節筋」と呼びます。

トレーニングにおいて「多関節運動」は時に複雑で、なかなか一人でジムではやり辛かったりわからない事が多く、マシーンでの「単関節運動」に流れてしまうことが多く見受けられます。

パーソナルトレーニングでは、高い知識と技術を持ったトレーナーが、マン・ツー・マンで複雑なメニューでもより現実的で機能的なトレーニングをクライアントさんと一緒に行う為、クライアントさんはメニューの構成にストレスを感じることなく、より効果的なトレーニングが出来るメリットがあります。

また、AWAKESでは、ファンクショナル・トレーニングを軸とした機能的なトレーニングを中核と位置づけており、より実践的に必要な動きや筋力強化、脱力、関節可動域向上を目的としているため、トレーニングの効果をより実感して頂けます。

本格的にジムに通われている方でも、マシーンを中心としたトレーニングをされている方、また、より機能的・実践的なトレーニングをしてみたい方、ぜひ、「多関節運動」を取り入れたトレーニングを行ってみてはいかがでしょうか。

機能的なファンクショナル・トレーニングを実感したい方は、ぜひ、AWAKESのトレーニングを体験しに来てください。

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