コラム AWAKES COLUMN

身体が柔らかければ怪我をしないって本当?

2018/08/27

こんにちは!

大阪、堀江、四ツ橋のパーソナルトレーニング・コンディショニングジムAWAKESのトレーナー中原花音です。

今回は、「柔軟性」についてご紹介させて頂きます。

皆さんは、「身体が硬い」「柔軟性がない」などと感じたことはございませんか?

私自身、多くのお客様のお身体を見させていただく中で、確かに、柔軟性が不足している方が多いと感じています。

皆さんは何を基準に「身体が硬い」と思っていますか?
ストレッチを受けている時に、痛い=硬いだと思ってはいませんか?
そして、どこまでいったら「柔軟性がある」と感じるのでしょう?
また、「身体が柔らかければ柔らかい方が良い」というのは本当でしょうか?

私たちトレーナーは、ストレッチをしながら、皆さんの身体の状態を把握しています。
左右差だったり、筋の張り感、普段との違いなど身体からの様々な情報を収集しています。
その中で、「右足より左足の方が硬い」とか、「太ももの裏側より太ももの前側の方が硬い」などの比較もしています。

そして、何を基準に「柔軟性が不足している」と判断しているかというと、、、

「参考可動域」

というものです。

これは、「どの関節がどのくらい動けば十分か」というものを示したものです。

例えば、手を上げる動作(肩関節の屈曲)は180°、膝を曲げる動き(膝関節の屈曲)は135°などの目安があります。
多くのトレーナーはこれをもとに、柔軟性の過不足を判断しています。

つまり、この参考可動域に達している部位(関節)は、「柔軟性がある」という判断をします。

もちろん柔軟性は大切です。
身体が硬い事が原因で腰痛や肩こりなどが発生する可能性もありますし、怪我をする可能性もあります。
ですので、皆さんには、この「参考可動域」に達するまでの柔軟性は獲得して頂きたいです。

しかし、それ以上の柔軟性は無理に獲得する必要はないと、私は思います。
参考可動域に達するまでの柔軟性がある状態で、腰痛や肩こりが発生したり、怪我をしたりしても、その原因が柔軟性の不足とは言い難いです。

「身体が柔らかければ怪我はしない」というのは、本当でしょうか?

本当だとすると、バレリーナやフィギュアスケートなどの柔軟性が非常に重要なスポーツをしている方はケガをしないということになります。
しかし、実際にそうとは言い切れません。
バレリーナやフィギュアスケーターもケガをしています。

つまり、「身体が柔らかければ怪我をしない」というのは、100%そうとは言い切れません。
むしろ、その考えは不正解と言えるのではないでしょうか。

「参考可動域」まで達してないのであれば、怪我をするリスクは高まりますが、「参考可動域」に達していれば、怪我のリスクは軽減するとともに、怪我の原因は柔軟性の不足とはなりかねます。

また、スポーツのパフォーマンスの面からいうと、強い力を発揮したり、素早い動きをしたりする為には、「硬さ」も必要です。

例えば、あまり空気の入っていない柔らかいボールを床に投げつけた時と、硬式の野球ボールなどの固いバールを床に投げつけたときとでは、跳ね返り方に大きな差が生まれます。
皆さんも想像できるかと思いますが、硬式の野球ボールの方が明らかに高く跳ね返ります。

この様に、身体が柔らかすぎることで、パフォーマンスが低下する可能性もあります。
パフォーマンス向上や動ける身体にする為には、関節の十分な可動域に加えて、十分な安定性も必要です。

ただ単に、身体を柔らかくするのではなく、「参考可動域」を獲得し動ける身体を手に入れましょう!

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